うれしいけど、なんだか悲しかった出来事

先日3番目の子どもの電動車イスを新調するため、東住吉区の病院へ行きました。

現在高校3年生の息子が18歳になると、乳児の時からお世話になっている先生に車イスの相談など出来なくなることもあるので

来年の大学進学に合わせ、この夏に車イスを作ることにしました。

息子は、普段クラッチ(杖)を使用し、1km程度なら歩けるのですが、荷物も持てず、電車にも乗れないので、電動車イスが

必要になってきました。

クラッチも必要なので、電動車イスを作っていただくのと同時に後ろにクラッチを入れる筒の様な物を取り付けてほしいと、

お願いしました。

ちょうどその日担当いただいた装具の会社の方は、落着いた感じの方でしたので、安心していました。息子の体も大きくなり、

クラッチも大きくなったので、電動車イスからはみ出してしまいます。

何とか工夫をしていただけなしでしょうか?とお願いしたところ「規定なので出来ません」とか「これ以上無理ですね」など、

否定的なことばかり言われ、何時間も車を走らせ受診をし、電動車イスを作るために何度も通わないといけないのに・・・

思っているような物も作っていただけないの・・・と悲しくて心身共に疲れているところへ別の社員の方が来られ、

もう一度色々とお話を聞いて下さり、納得するまで相談に乗って下さいました。

身体が不自由なことは、社会でも不自由なことがあるように思います。

親としては、身近な装具の会社の方々に一番の理解者になっていただきたいと思うと同時に、私も経験を生かし、

介護に携わる人として、ゲストの皆様の一番の理解者になっていきたいと思います。

枝松 美砂江

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