豊能町立図書館にあるコミックです。
東京のエリート女医は病気しか見れない、興味のない感じの医師でした。 とある先輩の刺激を受け、自ら無医村の島へ赴きます。 住み慣れた場所で、人それぞれの生活リズムの中で、その人らしく生きていく事に気づかされ彼女は徐々に島民に受け入れられていきます。
終末期の患者さんの受け入れ、島ではじめての出産、心身症に悩む若い女性、脳梗塞後遺症のため閉じこもってしまったケース。治療より命より優先したい物を抱えて苦悩するケース、心機能が悪くドクターストップがかかっているにも関らず、本州から旅行に来られ帰らぬ人となったケース 等など・・・・・・
在宅看護をさせていただいている私にとって考えさせられる事、学びとりの多いコミックでした。漫画ですから 『活字は苦手だわー!』って思われる方でもさらっと読めます。
ただ、ハンカチ片手でお願いいたします。
訪問看護 看護師 山外桂子