ある出来事

先日帰省のお土産に地元の特産品をと思い、あるお店に行きました。。

お店には店員さんとお手伝いの方がおられ、二人でおしゃべりに夢中でした。 こちらから声を掛けて、やっと対応してもらえましたが、対応の合間もおしゃべりは続き…。 箱詰めをお願いしたところ、商品を投げ入れる様に入れ、貼ったテープも寄れている様なとても雑な扱いでした。 お店を後にして、とても悲しくて腹立たしい複雑な気持ちになりました。

話は変わって、この夏に行った京都の川床のお店では…。

初めての川床をとても楽しみにしていたのですが、残念ながら当日は台風の影響でひどい雨。 しかも渋滞に巻き込まれ、予約の時間に間に合わなくなり、お店に電話を入れたところ、 “大丈夫ですよ。気をつけてゆっくりいらして下さい。お待ちしております。”の優しい対応。 到着したら“大変でしたね。雨の中ようこそいらっしゃいました。…”とたくさんの優しい笑顔とねぎらいの言葉。 食事中はもちろんお店を後にするまで、お店の方全てが笑顔で優しく丁寧に対応してくださり、落ち着いたお部屋でおいしい料理を堪能できました。 川床はまた次の機会に…の楽しみもでき、お腹も心も満たされました。

誰かの対応の善し悪しで、そのお店が評価される。 日々の仕事の中で、私が対応した方にとっては私がフリーステーションの顔。 “不愉快に感じさせない感じのよい対応を心がけなければ”と戒められた二つの出来事でした。

河上よし子

そなえよつねに

休日は、私の妻や子供たちが所属しているボーイスカウトの活動のカメラマンとしてお手伝いに行っているのですが、

ボーイスカウトの標語に「そなえよつねに(備えよ常に)」というのがあります。

ボーイスカウト活動の創始者、ロバート・ベーデン=パウエル卿の言葉で、 「いつなん時、いかなる場所で、いかなる事が起こった場合でも 善処が出来るように、常々準備を怠ることなかれ」という意味で、「心の備え」「体の備え」「技の備え」を常に心がけておくというものです。

そなえあれば うれいなし・・・;どのようなことが起っても、それにたいする準備が できていれば、心配することはなく、それは、われわれ人類ばかりでなく、私たちの 周囲にいる鳥、獣、小さな昆虫でさえも、季節の変化に備えて自然のうちに準備しています。

しかし”そなえよ つねに”とは、ただ未来に備えるばかりでなく、現在の生活習慣や生活環境 などに対して「日日の善行」を実行し、積みあげることが未来の準備になるということが言えます。

実際に実践するとなると、なかなか困難なものですが、まずは健康管理や整理整頓から始めて みてはいかがでしょう。

安田 順一