梅雨が明け昨年にもまして 厳しい暑さを感じられる毎日が続きます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑い夏を乗り切るために『熱中症対策』について お伝えいたします。
1.水分補給
暑い夏の1日に必要な水分量は食事以外に1500mlです。だいたいコップ1杯200mlとして7~8杯。
(心臓や腎臓の疾患の場合 水分制限が必要となります。主治医にご確認ください)
食べたものや飲んだものを分解し体に不必要となった老廃物を排出するのにたくさんの水分が必要です。水分が少ないと体が危険な状態となります。
一度にたくさんの水分を取ることは必要ありません。喉が渇いた時ではなく、こまめに少しずつ水分補給をいたしましょう。
水分としては水・お茶・スポーツドリンクがお勧めです。少しとろみの付いたゼリー状の飲み物でも構いません。
2.暑さを避ける
汗をかかないから。暑さを感じないから。体に直接風が当たるのはよくないから。節電のため電化製品の使用は避けたいから。と
気温・湿度も気にせずにお過ごしではありませんか?
室温28℃以下、湿度50~60%に調整してお過ごしになるのが、暑さ対策=熱中症予防につながります。
暑さに応じた着衣を身に着ける。直射日光を遮る。気温・湿度に気をつける。風を通す。場合によっては電化製品の使用も考える。水分補給を行う。
暑さを我慢しても良いことはありません。体に負担をかけます。
暑さきびしいおり くれぐれもお体ご自愛ください。暑さ対策=熱中症予防です。
平成25年 7月盛夏 看護師 村田一美